Butterfly プリモラッツ・EXのレビュー by a

総合評価: 4点

■特徴
非常に柔らかい打球感でボヨンボヨンしています。
この感触はネットでしなりと言われてるものでドライブ性能に大きく貢献しています。
打球速度は攻撃する気あるの?というくらい遅く、スマッシュはどう頑張っても速くできません。
ゲルゲリーやカーボン入りの対極にあるラケットだと思います。

■重さ
バタフライ発表83g(平均)、私のは79g、ラバー貼り後156g。

■ラバー
スレイバーEL中両面。
弾みすぎ、弾まない、柔らかいのは向きません。
粘着と相性いいのかな。でもタキファイアC(硬度41)は使ったことないので不明。

■打ち方など
プリモラッツは中学時代(30年前)トップスピンだったらしいです。
当時は球速が遅いのが不満だったので最近メイスパフォーマンスを買いました。
以前アイオライトNEOに感激したレビューを書きましたが、間違いでした。
多球練習で気持ちいいくらいオーバーばかり、面を伏せるとネット。
なんでだ!!角度がおかしくなったのか?と悩みました。

原因は私の打ち方でした。
伏せてインパクトのときに手首でこする打ち方なのです。
手首を動かすのは1~2センチってとこですが、
これはプリモラッツのような弾まないラケットだからやりやすいんだとわかりました。
ネットでは球持ちとかしなりと言われてるようですね。

このようにして打つと、回転ゴリゴリで山なりに低い弾道で台をはうように飛びます。
無印スレイバー特厚だと最初は直線的に飛び、相手コートの後半でストンと落ち、着地後はグンと伸びるという表現があってると思います。
他のラケットでは打てない弾と言っても過言じゃないと思う。

速い球を打つときはラケット面をかぶせ過ぎないようにし、面の先端(真芯を外す)ではじくようにします。
バックハンドでは手首のスナップを利かします。

スマッシュは面に当てる打ち方では遅いため、先端に当ててはじきます。
それかドライブを少し混ぜます。
昔、監督が「スマッシュだと言ってるだろ、打ち込め」と叱られたのを思い出します。
(これ以上は無理なんです笑)

このように、独特の打ち方が必要です。
私は中学3年間なにも考えてなくて体に染み着いてたようです。

おそらく、フォアクロスに堂々と球を打ち込むプレースタイルの人には向いてないラケットです。
ミドル→バック→ミドル→ミドル→ようやくフォアって感じ。
バッククロスも遅いと回り込まれて打たれますので、
上回転をしっかり仕込みましょう(笑)

相手がチャンス球と誤解したらオーバーミスしてくれます。

Jan 27, 2014 at 13:11

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