TSP VICTAS 松下浩二のレビュー by さかな

総合評価: 4点


フォアにvs401 2.0 バックにオクトパス0.5で試打

私事で申し訳ありませんが松下プロモデルが先日死亡いたしました
そのため、新しくラケットを購入しました
今回は松下プロモデルとの比較していきたいと思います
以下バタフライの方をB松下
victasの方をV松下と表記します

見た目
グリップが10センチと長くなりました 松下プロモデルと同じだと思ったのにがっかりです。結構太いです。
合板構成はB松下とほぼ同じく、上板が最も薄く,次が少し厚く,真ん中が一番厚いって言うパターンです


打球感(ラバー張り前)
はっきり言って・・・B松下と違う。
B松下はなんと言うか,パワーを持っていました。
反発がよく、しかし良くしなるというものでした。

しかし、V松下はただ、打球感がソフトってだけで、独特のしなりをそれほど感じません。独特のパワーもなんと言うか,薄いです。
あと、スイートスポットが広くなったような感じをうけました
バランスの良さそうなカット用ラケットって感じです

    (ラバー張り後)
攻撃がやはりうまくできますね。くせが無く打ちやすかったです。
カットも回転量を捉えやすく,すばらしかったです
特に驚いたのが粒高
TSP社の社長が開発にかかわっただけあって、オクトパス(カールににてるから)でのプレーは非常に打球感が良く,カット,攻撃に安定感がでてきましたね。

カットも先述したとおり回転量を感じやすいので安定しますね。
一応松下の名を継いでるだけあって,カットの独特の「のび」は凄く良いです。下がっても失速しにくくすばらしいです。


しかし、B松下を初めて使った時のような、あの衝撃は無かったですね。うたい文句は「現役時代のラケットを上回る珠玉のギアが完成した」といいますが、個人的にはV松下は「同じくらい使いやすい」または「B松下をちょっと万人受けにした」という感じです。(あくまでも個人的意見です)
たしかに、B松下の勝手に弾むような感じはくなりましたが,それがしなりと組合わさっていて良かったのです。

それでも、現行の純木製カットラケットではトップクラスの使いやすさだと個人的に思いますので、これからも使っていきたいです

ついでにvs401ちょっとレビュー(ページが無かったので)
全体的に固い。キョウヒョウくらい。ラバーが肉厚、不透明
粘着はほぼ無。いわゆるタキファイアDのグルーバージョン。摩擦はタキDより強い
弾みはスレイバーg2あたりと同じくらいかそれ以上
カットが押さえやすい。個人的に固いのOKならカット用の中では文句無し一番。
なんか勝手にカットが入ってくれるので、面白いです。
それにしても切れます。大分切れます。テンションでここまで切れるのはこいつくらいです。
ツッツキは確かに低く深く安定して、しかも回転量の変化が凄いやりやすい。
こんなとこでしょうか。詳しくは商品登録されたらまたします

Apr 7, 2012 at 16:38

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