TSP バーサル CHNのレビュー by 620world

総合評価: 5点

最近、反転ペン裏粒の粒高攻守型に限界を感じ
中ペン裏裏のペンドラに転向しました。

中ペンで初めて使ったのが中ペン入門ラケットの
ニッタクリスタルで今回はTSPのバーサルに変更しました。

ラバーは同じモノを貼っているので
この二つのラケットを比べてレビューしようとおもいます。

(使用ラバー)
フォア:天極2 特厚
バック:スレイバーEL 中
 
(打球感)
入門用の一番安くて打球感のスローなリスタルで
裏面打法を練習しようと考えて購入しました。
シナリがよくボヨンボヨンというような打球感でした。
バーサルの打球感は硬く、反発力もあります。
バルサ材を使用しているので打った手応えは軽いのですが、
ボールは結構弾みます。
なので裏面のラバーがウスや中でも十分に弾んでくれます。

(重さ)
なんといってもバーサルの魅力は重量が軽いこと!
ラバーを貼っていない状態で56gしかありません。
リスタルは82gなのでラバー一枚分くらい軽い計算になります。
両面貼っても142gと軽量で、裏面ドライブ、裏面チキータも軽々と振り切れます。
裏面打法に慣れない間は
2試合もこなすと手首が痺れてきたりして
打球が安定しなくなったりしましたが
軽いので試合が長引いても手首に負担が少なくて良いです。

(グリップ)
リスタルは細めで真っ直ぐなグリップなのに対して
バーサルはニッタクのワンハオのように肉厚で
しっかりと鷲掴みできるので裏面打法がやりやすいです。
しかし板の厚さがリスタルが5.6mmなのに対して
バーサルが日ペン並みの8mmという厚みがあり、
ガッシリと鷲掴みができない手の小さな女性や
小中学生が使用するときはグリップの根元をゴリゴリと削らないといけないでしょう。

(回転量)
反発力があるので玉離れは早いように感じますが、
重量が軽い分、サーブやドライブを擦り打ちですると
ものすごい回転量をもった重いボールが打てます。

(コントロール)
リスタルから軽いバーサルの転向だったので
ツッツキを切りすぎたり、
コースを付いてオーバーしがちになりましたが
慣れの問題ですね。

(おすすめ)
・中ペンに転向したけど重さに慣れない人
・手のある程度大きな人(小さすぎなければOK)
・裏面打法の技術が安定しない人

とにかく色んなデメリットも超軽量のメリットが打ち消してくれる素晴らしいラケットです。
裏面に慣れない人や重さを軽くしたい方におすすめします。

Jul 29, 2011 at 23:50

このレビューは参考になりましたか? yes: 21 / no: 0