Nittaku 狂? NEO2のレビュー by 日本の倪夏蓮

総合評価: 5点

ラケット:ティバー製7枚合板特注中ペンに表面:ティバー・グラスディーテックス/赤/OXに裏面:ニッタク・狂ヒョウNEOⅡ/黒/特厚使用。ニッタク版です。
■第一印象■
まず、パッケージを開けると、綺麗に保護シートが貼られています。そして、表面の粘着はすごく強く、スポンジは普通の狂ヒョウより軟らかくて、スポンジにグルー加工されています。
■基礎打ち■
フォア打ちをしてびっくりしたのですが、フォア打ちなのにボールがネット際にバウンドしてしまいました。テンションラバーの感覚で打ってしまったので、調整していくと正常に戻りました。
バックショートもあまり弾まなく、裏面はテンションラバーだとオーバーミスが多かったのがしっかりコントロールできました。
■ドライブ■
フォアドライブですが、ボールを擦る際にスイングスピードを速くすると、強烈なスピンでした。スピードは従来の粘着よりありますがテンションには負けます。
裏面も横回転が従来より回転量が上がってコントロールも抜群です。
■サービス・レシーブ■
サービスは当たり前のようにショートサービスでは、強烈にかかります。スポンジが軟らかくなって、自分としてはやりやすくなりました。
ロングサービスはインパクトを強くしないと中途半端になって注意です。
レシーブはやはり、相手の回転に影響されやすいですが、ツッツキがよくキレてよかった。
■ブロック・カウンター■
ブロックはすごく止めやすくて、短くしやすいです。
カウンターはものすごくやりやすく、回転も強烈で相手はノータッチでした。
■最終結論■
狂ヒョウⅡの回転量はそのままに弾みと使いやすさをUPさせたラバーです。
■おすすめ■
前陣でブロック・カウンターを多用する人。テナジーを使うよりブロック・カウンタータイプや前陣ラリータイプはこれを使ったほうがいい。
インナーフォースにF:NEOⅡ/B:NEOⅢの組み合わせがいいと思います。
戦術的にツッツキをぶち切って、ループを打たせて、それはコースをついてカウンター・ブロックがおすすめです。
■デメリット■
回転重視なので、弾みが物足りなく、中後陣に下がると不利になります。
さらに、粘着ラバーなので、レシーブの角度を正確に出せないとミスに繋がります。

Feb 14, 2011 at 14:11

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