MIZUNO チャージSSのレビュー by kuma

総合評価: 2点

ティモボル・スピリットのバックに赤特厚

見かけはかなりかっこいいです。シート表面はざらざらした感じ、ドイツ系ラバーの中ではシートは比較的硬め(エクステンドHSやニンバスより硬く感じる)ではないでしょうか?

【攻撃技術】
あまり弾みません、シートの引っかかりも並。ただしドイツ系テンションの中では球離れが遅めで食い込みが良く、ドライブは弧線を描き、ミートは弾みの御陰かに安定はします(厳しいコースを突かない限り打ち抜くのは難しいですが…)。回転量も並でこれといった特徴はありません。

また、下がると弾みの無さがモロに出ます。引き合いはかなり厳しく伸びもあまり無いため前陣中心での戦いがメインになりそうです。

【守備技術】
ブロックは回転の影響をあまり受けないためしやすいです。カウンター技術は引っ掛けるよりもミートで返したほうがやりやすそうです。
ロビングやフィッシュはしにくですね、下がると伸びの無さがモロに出て打ち込まれてしまいます。逆に普段はしないカットをしたところ低いカットができました。

【台上・サービス】
サービスの切れは微妙、長短は出しやすいのですが絶対的な回転量が無い。
台上は相手の回転を受けにくいため安定します。やはり回転量は少ないのですが、ポーンと飛んでいってしまうことも少なくテンションの中ではやりやすい部類の入るのではないでしょうか?

【まとめ】
下がる選手にはお勧めできません。前陣ではやいピッチで戦う選手(女子選手に合いそう)に合うラバーだと思います。
安定感は抜群なので、バックはコースを突いてつなぐことや初めてテンションラバーを使う人にお勧めします。

Dec 29, 2010 at 15:58

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