Nittaku ファスターク G-1のレビュー by kuma
総合評価: 
初めての投稿なので見にくい部分が多いと思いますがよろしくお願いします。
ラケット：オールラウンドエボリューションのフォアにファスターク黒の特厚
【外観】
テナジー系統のスポンジに比較的硬めのトップシート(とは言ってもヴェガプロより多少の柔軟性がある)の組み合わせです。
【攻撃技術】
ドライブについては打ちやすいの一言です。直線的過ぎず曲線的過ぎずほど良い弧を描き、引っ掛かりの良いシートの御陰かドライブに自在性があります。また、適度な硬さがあり食い込みすぎないので、多少の下回転なら一発でぶち抜けます。
相手の回転を掛け返すことも容易でカウンターもやり易く、ミートも回転系ラバーの中ではかなりしやすい方に感じました。
ただ、一点引き合いについては厳しい面がありました。テナジーほど勝手に食い込んで回転が掛かるわけでもなく、オメガのように驚異的なスピードがあるわけでもないので、台から離れると場合はしっかりフットワークを使って高い打点で打たないと伸びが無く打ち込まれてしまいます。
【守備技術】
ブロックは回転系ラバーの中では相手の回転の影響を受けすぎないためしっかりとできますが、ミート系で返すよりは少し擦って伸ばすブロックにしたほうが安定すると思います。
ロビングやフィッシュはしやすく、曲げたり伸ばしたりしやすいです。つなぎに関しても同様に回転を掛けてミスを誘えます。
【台上・サービス】
サービスは可もなく不可もなく、中国製ラバーやテナジーに比べたら掛かりませんが、通常のドイツ製ラバーと比較したらかなり切れてると思います。
このラバーはドイツ製特有のポーンと飛んでいってしまう感覚が無いため比較的台上がしやすいです。多少なら打点が遅れても短くコントロールできます。
【まとめ】
高次元でバランスの取れたラバーだと思います。攻撃面ではテナジーに及びませんがそれでもかなりの攻撃力があります。
テナジーで台上がしにくい、コントロールが難しいと感じているがガンガン攻めたい人にお勧めです。
Dec 28, 2010 at 03:43
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