XIOM OMEGA II ASIANのレビュー by やの
総合評価:
ラケット名[メイスベースの特注品]の[フォア面]で[色黒・特厚]を使用。
テナジー05からの乗り換えで使用している。
最近バタフライ製品使用の制限が無くなったので知人の薦めで使ってみたがかなり使いやすいラバーである。
回転は非常にかかり喰い込ませるドライブはかなりの回転量であった。
擦るドライブは○、食い込ませるドライブが◎
サーブもかなりかかり、ブライス、スレイバー、タキファイヤーC、テナジー05よりも上、サミットより下である。
引っ掛かりも結構ありカタパルト同じか若干上、スレイバーより若干下である。
シートは柔らかい部類に入る。カタパルトより若干硬くラウンデルより若干柔らかくスレイバーより柔らかい。
スポンジはハードと言うことでかなり硬いイメージであったが使ってみるとかなり柔らかい。
スレイバー、ブライスより柔らかくスレイバーELやカタパルトハードよりも若干柔らかい。
弾みもかなりありテナジー05より若干上である。
台上処理はフリックはかなりやりやすい。弾みと柔らかさがある為喰い込ませて前に回転をかけるという感じのフリックである。
レシーブもやりやすくコントロールしやすいほうである。
コントロールはしやすくある程度の技術を持った人だと無難無くこなせるだろう。
長所は非常に扱いやすくかつスピード、スピン、コントロールのバランスが絶妙なラバーである。
短所は特に無いがあえて言うなら値段と前陣での球の処理が相手にとって受けやすい球になることが多い感じを受ける。どちらかと言うと中陣での引き合いに合っている。
総合的な判断をするとかなり良いラバーである。
打った感じでは前陣のテナジー、中陣のオメガⅡと言ったところだろうか?
前陣で張り付いてコンパクトな卓球をするより前陣で打球処理した後に中陣でコースを突いた引き合いなどでの得点で威力を発揮しそうである。
個人的には評価5である。
かなり良いラバーではある。テナジーよりも扱いやすい点が良い。ただ話によると寿命がかなり短いとのことなので対価格がテナジーより割高というのが難点になりそうだ。
Sep 1, 2009 at 22:52
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