Butterfly ラウンデルのレビュー by やの

総合評価: 2点

ラケット名[メイスベースの特注品]の[バック面]で[色赤・特厚]を使用。

エクステンドHSに非常に似ているとの事で使用してみたが
実際使ってみると違う感覚だった。

エクステンドHSとの大きな違いは球の伸びが無いこと
若干ラウンデルのほうがシート、スポンジともに硬いことである。
前陣で打ち合う時には感じなかったが
前陣で打ち、相手が中陣で受けたり
その逆では非常に伸びが無く相手に受けられやすい感が否めない。
回転はいまいち中途半端な感じが否めない。
擦るドライブは△、食い込ませるドライブが○
サーブもいまいちキレない。
引っ掛かりもエクステンド、カタパルトよりも下である。

シートはカタパルト、エクステンドよりも若干硬く
スレイバーより若干柔らかい感じ

スポンジはカタパルトハードと同じか若干硬い感じ

弾みはカタパルトハードの若干上
ブライス、エクステンドHS、よりも下である。

台上処理はフリックはそこそこ、ストップレシーブもそこそこ
ブロック、コントロールは無難なところである。

長所はあえて言うなら扱いやすい所。
短所は球が軽いところ、食い込ませるドライブ、擦るドライブ
共に中途半端な回転しかかからない所である。


総合的な判断をするとなんとも中途半端で特徴が無いラバーである。
メーカーの売りが音と柔らかい球では弾まず、強い球だと弾むとの事だが確かにそう感じもするがそれは先入観であって決してそんな感じは受けなかった。
メーカーの意図としてはカタパルトシリーズ、スレイバーシリーズからの移行を目指しているのかもしれないがこのラバーにこの値段は出せない気はする。

個人的には評価2である。
ただ特徴が無い=扱いやすいためいきなりテンション系を使うならありかもしれない。しかし扱いやすい=正攻法な卓球になるため相手はやりやすいとも言える。

Jul 25, 2009 at 14:42

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