andro PLASMA 470のレビュー by

総合評価: 5点

[J.M.セイブキネティックOFF-]の[フォア面]で[黒・2.0mm]を使用。

まず特筆すべき点は何と言っても『ノングルーでありながら、グルーイングしたときに酷似した打球感・打球音を再現している』点だろう。
この打球感、グルーユーザーならまず病み付きになることはほぼ間違いない。
ちなみに「470」という表示にはなっているが思いのほか柔らかい。
これはおそらく「スポンジ硬度47.0度のものにグルーイングした状態」を再現しているものと思われる。
(他の430、380も同様、表示よりも柔らかい)

ループドライブ:意外にも(?)ループが最も安定しているように思う。スピード・スピン共に文句なし。"相手ブロックを弾き飛ばすなんざ朝飯前"といった具合。
スピードドライブ:これは予想外に安定しにくかった。スピンも結構かかっているのだがスピードが尋常ではない。使用者の思惑よりもブッ飛ぶためにオーバーミスが増えたので、普段よりも面を伏せぎみにして打たなければ入らない。
台上技術:案外やりやすかった。ガツンと切るのは難しいが"並"(もしくは少し上)程度の回転は容易にかかる。台上で最も良かったのはフリック。狙った場所に突き刺さるように入るフリックはスピード抜群で、返球された試しがない。
サーブ:強いインパクトでうまくコントロールできれば、「速い・切れてる・重い」と三拍子揃った(?)良いサーブが出せる。全体的にショートサービスがやりやすかったように思う。

前陣・中陣・後陣、どこからでも死角のない攻撃を繰り出せるパワフルなラバー。
この打球感、この打球音・・・
ドライブマンなら一度は味わいたいものだ。

#さらにこのラバーの素晴らしい点として、
「雨の日(つまり湿度の高い日)でも打球が安定する」ということを挙げておこう。

Jul 10, 2006 at 14:30

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